NO NEGRONI WITHOUT CAMPARI SPECIAL INTERVIEW

カンパリなくしてネグローニは語れない。

〈ネグローニウィーク 2024〉では
この原点にして究極の前提を
バーテンダー、そしてカクテルラバーに
もっと伝えたいという想いから
スペシャルムービーを制作。

キャストである、カンパリが主催する
カクテルコンペティション歴代覇者、
伊藤氏に撮影の裏側や
カンパリそしてネグローニについて伺った。

Q

今回、スペシャルムービーに
ご出演いただきましたが
撮影はいかがでしたか?

チャンピオンになってから、CAMPARI JAPANさんには本当にさまざまな体験をご一緒させていただいています。まずは、そのことに感謝を申し上げます。今回の撮影は、私の人生の中でも記憶に残る撮影となりました。映画のワンシーンさながらのセットで、撮影陣にご指導いただきながら、とても貴重な経験ができ楽しい時間となりました。メイク等も初めてやっていただいたので 役者気分で臨ませていただきました。何よりもセットがかっこいい!カンパリレッドがバックバーに並んでる様子は最高で気分が上がりました。幸せな時間でした。ありがとうございました。

Q

日本チャンピオンになった後、
環境の変化はありましたか?

大会当日は家族が見に来てくれていて、涙を流して喜んでくれたのを思い出します。それからお客様が自分ごとのように喜んでくれて、三郷からチャンピオンが誕生したことを誇らしく思ってくださるようになったのが大きな変化のひとつです。それからやはり、無名だった私がチャンピオンになったことにより、さまざまなBAR関係の方々に認知していただきお声掛けいただけるようになりました。CAMPARI JAPANさん主催のコンペティションの規模の大きさと影響力を改めて感じました。そしてチャンピオンとしての責任と進化し続けることの大切さに気づかされました。またひとつ、成長させていただく機会となりました。ありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたします。

Q

イタリアでのアペリティーボ研修旅行に
ご参加いただきましたが、
現地のカクテル文化はいかがでしたか?

イタリアではどの都市にもアペリティーボが日常に定着していると肌で感じることができました。私の所感ですが8割〜9割の方がアペロールスプリッツを飲まれてました。ですので、私も毎日アペロールスプリッツを飲んでいましたね(笑) 日本に帰ってきてからもアペロールスプリッツをよく飲みます。当店近くのイタリアンのお店もメニューに載せてくれるようになりました、私の影響で(笑) あとは、アペリティーボのフードがお店や地域ごとに違いがあるのも印象的でした。

「The World's 50 Best Bars」のお店にも何軒か行き、さまざまなカクテルを味わいました。その際に味のバランスが日本人好みであったこと、明確なコンセプト、メニューの構成、作り方などいろんな要素で学びがあり、取り入れていきたいと感じました。世界観の作り方が素晴らしかったですね。何よりも接客をしてくださるバーテンダーさんたちが、とても楽しそうに仕事をされている姿を見て良い雰囲気でカクテルを楽しめました。そのおかげで飲み過ぎましたが(笑) イタリアはワインのイメージが強かったのですが、食中酒はワイン、アペリティーボやディジェスティーボにはカクテル、そんな印象に変わった研修旅行となりました。

夕食をいただきながらシグネチャーカクテルが楽しめるお店も視察しましたが、若者で溢れていてとても素敵なお店でした。 1人1枚のピザを食べたのも良き思い出。個人的には絵画などたくさんの芸術作品に触れさせていただいたことにより、そこからカクテルへのインスピレーションを受けました。学びある研修旅行をありがとうございました。

ローマのカルボナーラはパンチ強め。ヴェネチアのバカラは不思議な子。フィレンツェのビステッカは野生に帰る。ミラノのカンパリーノとテラッツァアペロールは最高。

Q

作中のオリジナルネグローニについて
詳しく教えてください。

MALUS、善悪の知識の木に実る禁断の果実。魅惑な甘い香りにアダムとイヴをも誘惑する。この黄金の果実は触れたら最後、貴方も虜。カンパリと共に。かの有名な物語の果実をイメージし、リンゴ説とイチジク説を掛け合わせてカクテルにしました。ネグローニと禁断の果実の魅惑的な要素を掛け合わせ物語に命を吹き込みました。カンパリキャンディは生命。カンパリのレッドパッションを生命の燃ゆる心と捉えキャンディにしました。

Q

「No Negroni Without Campari」
というスローガンのもと
オリジナルネグローニには、
カンパリの味わいやアイコニックなレッドカラー、
ブランドストーリーが
どのように活かされていますか?

映像、アートの世界と精通する唯一無二の世界観を作るカンパリを物語の主人公にし、より一層アートとの一体感を、そしてネグローニという魅力的なカクテルをより惹きつける世界観を作ることを意識しました。アートの世界観を禁断の果実で物語化し、カクテルは黄金色にして通常のネグローニとの差別化をはかりましたが、ネグローニにカンパリがなくてはならない存在であることを表現するためにカンパリキャンディを飾り、レッドパッションを生み出しました。

Q

ネグローニウィークの
おすすめの楽しみ方を教えてください。

バーテンダーそれぞれにネグローニに対しての想いがあると思います。ゆえにバーテンダーひとりひとりの物語があり、みなさんが違ったネグローニを作り上げています。シンプルなレシピだからこそバーテンダーの個性が出ます。レッドパッションが出ます。皆違って皆良い。ですので、その違いや良さを楽しんでいただければと思います。そして、ネグローニにはカンパリが必要不可欠であり、貴方が必要不可欠です。各都道府県でそれぞれの想いをもったネグローニたちがみなさんを待っています。みなさんの「ネグローニが好きだ」というレッドパッションで赴くままに楽しんでいただければ。まだ飲んだことのない方は、このネグローニウィークという機会にぜひ、ネグローニと出会ってみてください。

ORIGINAL NEGRONI RECIPE
MALUS

クリアフィグカンパリ & チンザノ ベルモット 1757 ロッソ 20ml
アップル & フィグ ブルドッグジン 30ml
アップルアロマワイン 15ml
ガーニッシュ カンパリキャンディ、レモンピール

RECOMMENDS おすすめ記事